春のおすすめ旬食材の効果効能は?

こんにちは!清流亭です。まだまだ寒さが厳しい日々が続いていますが、立春を過ぎて日差しは明るさを増してきましたね。そんな太陽の光を感じると、長かった冬の終わりが見えてきて自然と気持ちが緩みますね。

冬のさなかには弱々しかった太陽の光も、これから春、夏を迎えるにつれてどんどん力強さを増していきます。実は、太陽の光だけではなく、私たちの体も、冬から春へ季節が変わっていくにつれて、変化が起きています。

見た目も効果効能も抜群! 心躍る春の旬食材

春は、冬の間にため込んでいた老廃物を排出する季節なのです。私たち人間は冬眠こそしないものの、冬の寒さから体を守るため、栄養素を過剰に蓄え、さらに老廃物をもため込んでいるようです。これらのものを一斉に排出したり、疲労を回復させ、体を目覚めさせたりするのがまさに今、春というわけです。
春になると、スーパーの店先に並ぶ物。これを目にすると春だなあと感じる食材は、たくさんありますね。
例えば、菜の花、ふきのとう、新たまねぎ、たけのこ、あさり、などなど。どれも目にすると心躍る食材です。

さらに、これらの食材は目に嬉しいだけでなく、私たちの体が欲しているものを効率よく与えてくれるという意味で、嬉しさ倍増の食材です。

今回は、これらの食材の嬉しい効果について少しご紹介しようと思います。

 

春の旬食材のうれしい効果効能



菜の花

菜の花には独特な苦みがありますが、抗酸化作用があり、免疫力を高める効果があります。食物繊維も豊富で、ビタミンC、E、βカロテンも含み、栄養バランスに優れた野菜です。茹でてから、からしと酢みそで和えるのはまさに春ならではの味覚です。



ふきのとう

植物性アルカロイドというデトックス成分を含み、新陳代謝高める働きがあります。植物性アルカロイドは、腎臓の機能を高め、老廃物や不要な水分の排出を積極的に行ないます。天ぷらやふきのとう味噌など、独特の苦みがおいしいと人気ですね。


新玉ねぎ

普段は辛みがある玉ねぎも、この時期に出回る玉ねぎは辛みが少なく、柔らかくて水分が多く、火を通さず生で食べるのがより効果的です。生で薄くスライスして食べる玉ねぎには、血液をサラサラにする効果や、血圧を下げる効果があると言われています。また、この時期の甘みたっぷりの新玉ねぎを、ごろっとまるごと煮込んだスープなども美味です。


たけのこ

言わずと知れた春の野菜の代表格ですが、食物繊維を多く含むため便秘予防の効果があり、またチロシンという物質が、嬉しいことにストレス緩和、イライラの軽減などを促進してくれます。たけのこごはん、天ぷら、土佐煮など万能で大活躍する野菜ですね。


あさり

栄養豊富な貝で、鉄分、亜鉛、カリウムなどが多く含まれ、肝臓の機能を高めてくれます。毒素を排出する効果が高く、まさに春の体にはうってつけの食材。みそ汁、酒蒸し、クラムチャウダーなど、あさりの旨味がたっぷりです。

効果効能が期待できる旬食材のお弁当で心も体も健康に

春は、何となく体がだるいなあと感じたり、希望に満ちた明るい季節と言われるけれど別れの季節でもあり、ふわふわと心も落ち着かない季節でもあります。また、まだまだ猛威を振るう新型コロナウィルスの拡大。感染対策に敏感になったり、何かと制限が多かったり、気づかないうちに抱えてしまっているストレスも多くあります。

春だから明るい気持ちで前を向かなければいけない、などと無理に思わずに、そんな時には、今ご紹介したような春の食材を積極的に取り入れて、体が自然に目覚めるのを待ってみるのもいいですね。

また、落ち着かない春だからこそ、お料理をする時間もないし、作るのもしんどいなと感じる時もあると思います。そのような時には、宅配のお弁当を選ぶというのも一つの手!普段よりも少し豪勢に、旬の食材が詰め込まれているお弁当を注文し、心も体ものんびりさせて、少しずつ春に慣れさせていくというのもおすすめです。

季節の変わり目を上手に乗り切るためにも、清流亭のお弁当をお役立てください。