夏のお弁当!傷みにくい作り方の工夫とは?

こんにちは!清流亭です。

暖かくなってやっと桜が咲き始めたと思ったら、急に夏を思わせるような陽気になり、そうしているうちに雨の降る日も多くなってきて、春をじっくり楽しむ間もないまま季節はどんどんと進んでいってしまった感じがあります。気温の乱高下もあり、体の調子を維持するのもなかなか大変です。
4月から新しい生活が始まった方も多くいらっしゃると思いますが、新生活には慣れてきましたか。

電車や街の中は、初々しかったり、活気にあふれたりしていて、全体的に緊張感ややる気に満ちていて、歩いているだけで気持ちが引き締まる感じがします。 疲れも出てくるころですが、心と体と、自分と他人と、いろいろなバランスをうまく取りながら、この春の流れにも乗って一歩ずつ進んでいきたいですね。
さて、4月の新生活スタートの一つとして、お弁当づくりを始めた方も多くいらっしゃるのではないかと思います。
今回はこれからの季節に向けて、傷みにくいお弁当作りのコツについてご紹介します。

梅雨時期〜夏のお弁当は清潔を保つ

お弁当作りを始める前には手洗いを念入りにしましょう。調理の途中に生肉などを触った後も同様です。
お弁当箱をきれいに洗浄して乾かしておくことも大切です。梅雨時で特に気になるような時期には、お弁当箱の熱湯消毒も確実ですね。 また、調理中にスマートフォンを触った場合なども、必ず手を洗います。スマートフォンは雑菌の温床とよく言われています。
それから、手洗いを頻繁にしていても、おかずをお弁当箱に詰める時は素手ではなく箸を使う方が安心です。夏の盛りには、素手で細かい作業が必要なデコ弁は避けた方がよさそうです。

梅雨や夏のお弁当のおかずはどんなものがいい?

夏のお弁当を傷みにくくするのに、おかずの味を濃くすることは大切なことの一つです。
塩分を多めにすることで、菌の繁殖を抑えると言われています。また、お酢には殺菌効果があることが認められているので、少しお酢を聞かせた味付けも安心です。
他にも、「日の丸弁当」と昔から言われている定番の梅干しも、菌の繁殖を防いでくれる優秀な食材です。

お弁当を詰める時の注意点は?

できあがったごはんやおかずを詰める時は、完全に冷ましてからにします。急いでいると、すぐにふたを閉めてかばんに入れたくなってしまいますが、湯気の上がった状態でふたを閉めると中が蒸れてしまい、傷む原因を作ってしまうのでやめましょう。
また、余分な水分がよくないということから、汁の出ないおかずを選んで詰めることも必要です。汁の出る煮物は要注意です。
例えば、ブロッコリーやホウレンソウなど野菜のおひたしを作る際には、野菜の水気をしっかり切ってから、さらに、ゴマを和えたり、かつお節を絡めたりすると、ゴマやかつお節が水分を吸ってくれるという効果があるのでおすすめです。

避けたほうが良い食材・おかずは?

どんなに気を付けても、夏には避けた方が良いおかずもあります。
例えば、よく言われているのは、混ぜご飯。いろいろな具材が入っていて、水分も残りやすいので傷みやすいというのが理由です。 また、便利な作り置きのおかずよりも、一から作ったものを詰めたほうが安心です。
さらに、水分が出たり、菌が繁殖したりしやすいという理由から、生野菜や果物も要注意な食材です。

夏のお弁当には少しの工夫をプラス!

暑い季節のお弁当には気を付けることがたくさんありますが、これらは普段の食事の支度にも言えることですので、一度身に付けてしまえば役に立つこと間違いなしです。少しの工夫を加えて、来る暑い季節の食事作りを乗り越えたいですね。
お弁当作りは、傷みにくいように気を付けるだけでなく、おかずのマンネリ化、彩りの問題など、気になることを挙げたらきりがないですよね。
お弁当作りに迷った時には、私たち清流亭のお弁当をご参考になさっていただけたらうれしいです。
一年を通して安心で安全なお弁当であることはもちろん、お弁当の彩り、副菜のアイディアなど、みなさまの心も体も満足していただけるお弁当をご提供させていただきます。