寒い冬は体の中から温まりましょう
こんにちは!清流亭です。
今年の夏は近年にないほど長くて、11月に入ってからも夏日を記録しましたね。この地方で11月に夏日が数日続いたのは126年ぶりだとか。連日35度を超える真夏の暑さもさることながら、10月、11月になってからの1日の大きな寒暖差も、かなり体に堪えます。今年はその1日の寒暖差が大きい時期が例年より長く続いたことで、体調を崩された方も多かったでしょう。
さらに、気象庁の発表によると、これからやってくる今年の冬は暖冬傾向だとのこと。寒さが厳しい寒冬よりは嬉しいと思いましたが、発表には続きがあって、太平洋側には大雪が降る傾向があるということだそうです。長かった夏の次には、どんな冬がやってくるのでしょうか。
11月に入ってもまだ暑い日もあって、冬支度などまだ先だと思ってしまいますが、季節はある時がらりと変わります。ということで、今回は寒い冬を元気に乗り切るために、体を内側からぽかぽか温める食材についてご紹介したいと思います。
体を温める食材の代表、生姜
生姜の効用は幅広く、体を芯から温めてくれる効果の他にも、全身の血行を良くし、発汗を促したり、免疫力を上げたりします。また、体の水分代謝をよくすることで、むくみ解消の効果もあります。
では、寒い冬に効果的な生姜の摂り方をご紹介しましょう。まず大事なことは、生姜は加熱してから摂るのが効果的だということです。加熱することによって、生姜に含まれている「ショウガオール」という成分が増加して、体をより温めてくれるという嬉しい効果が期待できます。
冬になるとスープや鍋料理などが食卓に上がる回数が増えると思いますが、そのスープ類に生姜を加えるのがおすすめです。例えば、豚汁やみそ汁など、普段は生姜を入れないものにも入れてみましょう。鶏団子のスープもいいですね。体がぽかぽかするだけではなく、生姜の香りに食欲も湧きそうです。
また、飲み物にも生姜を少し加えてみるのもいいですね。手軽に生姜が摂取できます。生姜紅茶や生姜白湯など、いつもの飲み物に生姜を加えて温まりましょう。
ただし、生姜の摂りすぎには注意してくださいね。
地下に根を張る根菜類
にんじん、ねぎ、ごぼう、れんこんなどの地下に育つ野菜も、体を温めてくれます。根菜類にはビタミンEやミネラルが豊富に含まれていて、そのビタミンEが血行を良くし、私たちの体のホルモンの働きを調節するのだそうです。
冬には、根菜をたっぷり入れた豚汁や、鍋料理にも根菜を積極的に取り入れてみるのもいいですね。
万能の発酵食品
発酵食品と聞くと、納豆、味噌、漬物、キムチなど、私たちの毎日の食生活に欠かせないものがどんどん浮かんでくると思います。実はこれらの発酵食品にも、体を温める効果があるというのです。日常的に摂りやすい食品だけに、体を温める効果も兼ね備えているのはとても嬉しいですね。
発酵食品には酵素成分が含まれており、この酵素成分が血行を良くし、代謝の働きをよくすると言われています。また、発酵食品に含まれている乳酸菌などの微生物は、腸の動きを活発にしてエネルギー代謝を高めます。代謝を高める成分を含んでいるため、発酵食品を摂ることによって体が温まるのだそうです。
私たちの身近にある発酵食品ですから、季節に関係なく普段から取り入れている方も多いでしょう。味噌汁、納豆汁、キムチ鍋、糠漬け、ヨーグルトなど、特別に意識しなくても取り入れやすいですね。
では少し目先を変えて、甘酒はどうでしょうか。甘酒には2種類あります。アルコールが入っているものといないものです。今日はアルコールが入っていない甘酒をご紹介します。アルコールが入っていない甘酒は、米と米麹だけでできていて、「飲む点滴」とも言われるぐらい栄養価が高い飲み物です。
この甘酒は、砂糖の代わりになると言われており、料理に加えたり、お好みのオイルなどと混ぜてドレッシングにしたり、肉や魚の下味に使用したりと、飲むだけではなく、さまざまな活用方法があるようです。米と米麹で作る甘酒は、炊飯器で簡単に作ることができるようですので、レシピを探して作ってみるのも楽しいと思います。
ここまで体を温める食材をご紹介しましたが、いかがでしたか。すぐに取り入れることができるものばかりだと思いますので、寒さ対策にぜひお試しください。暖冬とは言っても冬は冬。寒い、寒いが挨拶代わりになる日がやってきます。楽しみながら体を温めて、病気知らずでこの冬を過ごしたいですね。
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