こんにちは！清流亭です。

春がやって来ました。今年は桜の開花がいつもより早かったですが、お花見には行かれましたか？今年は、春を目前に厳しかった行動制限も少し解除され、コロナ禍以前のようなお花見を楽しめた方も多かったのではないでしょうか。気温の上昇とともに開放感も少しずつ感じられるようになってきて、長かった冬の終わりを実感できますね。

コロナ禍でキッチンカーが急増したわけ

先日桜の花を見ようと、とある桜祭りに行きました。そこにはお祭りには付きものの屋台が立ち並んでいたのですが、少し歩いていくと、昔ながらの屋台と並んで、多くのキッチンカーの姿を多く目にすることになりました。

キッチンカーとは「フードトラック」とも呼ばれ、文字通りキッチンのついた車のことで、車内で調理をし、同時に販売もしている車のことを指します。最近では、お祭りやマルシェ、朝市、街中などでキッチンカーを見かける機会が増えたような気がしませんか？

キッチンカーの最大の特徴は、機動性が高いことと、作りたての温かい料理を提供できることです。以前からも数は多かったのですが、コロナ禍でテイクアウトサービスが増えたことによって、数がさらに増えたのだそうです。新たな飲食店のサービス形態として今後も増え続けていくとも言われていて、今回の桜祭りでたくさんのキッチンカーを見かけたのも、そういうことだったのかと納得です。

 

「フライドオレオ」に「フライドコーラ」⁈

桜祭りのキッチンカーでは主食になるものから軽食、飲み物までいろいろな食べ物が売られていて、一台一台見て歩くごとに、食べたいものが増えて行く状態。知り合いにキッチンカーを見るとつい何かしらの食べ物を買ってしまうという人がいるのですが、まさにその気持ちになって、あれもこれも欲しくなりながら歩いていたところ、あるキッチンカーで「フライドオレオ」の文字を発見。すぐその場でフライドオレオを買い求めました。

というのも、桜祭りの少し前、アメリカ人の知り合いとの会話の中で、アメリカはキッチンカー（アメリカではフードトラック）の本場で、おまつりや街中でもたくさん見かけるが、あるお祭りでは、なんでも油で揚げてしまうというキッチンカーが出店し、話題になったという話を聞いたばかりだったのです。その時に聞いた「フライドオレオ」という言葉が特に耳に残っていて、その忘れられなかった「フライドオレオ」に、今年の桜祭りで早くも出会えたというわけです。

「フライドオレオ」は、オレオクッキーの周りにドーナツ生地をつけて、油で揚げたお菓子でした。クリームをサンドしたクッキーに衣をつけて揚げるという発想は、なかなか斬新だと思いましたが、揚げたては熱々でおいしいものでした。アメリカで話題になったという、なんでも揚げてしまうキッチンカーでは、他にも「フライドチーズケーキ」「フライドバター」「フライドピザ」さらには「フライドコーラ」など耳を疑うようなメニューが売られているそうですが、注目を集めるということを考えると、メニュー選びは大成功なのでしょう！

ちなみに、今挙げた中でももっとも想像が難しい「フライドコーラ」ですが、ドーナツ生地にコーラを混ぜて揚げ、さらにコーラシロップをかけるというものだそうで、コーラの味はしっかりするそうです。パソコンで検索したらレシピも出てきましたので、気になった方は作ってみてくださいね。

メニューの幅も広い

日本でも最近よく見かけるようになったキッチンカーですが、キッチンが付いているため、軽食や飲み物だけでなく、主食を提供しているものも多いです。そのメニューもとても幅広くて、買うものが決められなくて、キッチンカーの前を行ったり来たりしたという経験を持っている人も少なくないでしょう。

食事としてならお弁当、カレーライス、どんぶりもの、ピザ、ハンバーガーなど、軽食なら、唐揚げ、ケバブサンド、クレープ、アイスクリーム、かき氷、コーヒーなどなど。お祭りでこのようなメニューのキッチンカーが何台も並んでいたら、間違いなく迷ってしまいますね。

GWにキッチンカーめぐりはいかが

行動制限も緩やかになって、気候もよくなり、これからお出かけには最適な季節を迎えます。大きなお祭りやフードフェスティバルだけではなく、近所の神社で開かれているマルシェや朝市などに、お散歩がてらに出かけるのもいいですね。

GWは清流亭のお弁当配達はお休みしますが（5月3日〜7日が店舗休み）、キッチンカーの勢いに負けず、ワクワクと美味しいが詰まったお弁当がお届けできるよう、これからもアンテナを張り巡らせてまいります。

また、清流亭が出店中のお弁当宅配サイト「ランチカート」もチェックしてみてくださいね。