夏シーズン突入!この時期ならではの食べたい物・食べたくない物とは?
こんにちは!清流亭です。
私はこの時期になると、冷やし中華やさっぱりした冷たいうどんやそばを食べたくなります。家庭で献立を考えるときには、梅干しで和えたり、お酢や生姜を効かせたり……
まるで、梅雨ならではのはっきりしないもやもやとした気分と体調を整えてくれるような調理の仕方が、頭に浮かんでくることが多いのではないかと思います。
暑いと食べたくなるのは、やっぱり「辛い物」
お酢や梅干し、冷たいものの他にも「このすっきりしない状態を解消してくれるのではないか」と期待して食べたくなる食べ物に「辛いもの!」とい答える方も多いかもしれません。
暑くなってくると「とにかく辛いものが食べたい!」という欲求が湧いてきます。
辛いものを食べて思い切り汗をかいて、汗とともにたまっているものを出してしまおうという体の声でしょうか。そうだとしたら人間の体ってよくできていますよね。
では「辛いものが食べたい!汗をかきたい!」となった時に、真っ先にどんな食べ物が思い浮かびますか?
麻婆豆腐、激辛ラーメン、坦々麺、キムチ、食べるラー油、トムヤムクン、グリーンカレー、ちょっとしたブームになった火鍋などなど。挙げればキリがありませんね。
街を歩いていても「激辛」という文字や、メニュー表に唐辛子のイラストで辛さのレベルを表しているものをよく見るので、辛いものが好きな人は意外に多いようです。
夏に和食は食べたくない?その理由とは……?
でも、さきほど挙げた辛い食べ物をもう一度よく見てみてください。何か気がつくことはありませんか。
実は、パッと浮かぶ辛い食べ物にいわゆる和食が挙がってこないのです。
何年か前の話になりますが、知り合いの中国人にこう質問されました。
その中国人の女性は、転勤で日本に来て半年ぐらいでした。「和食に、とても辛い料理はないですか?」こう聞かれて、言葉に詰まってしまいました。浮かぶのは、わさび、からし、からし明太子、ゆず胡椒などで、辛さはあるものの、彼女の言っている「とても辛い」という表現が当てはまるものではないような気がしたのです。
彼女の質問の意図はこういうものでした。「日本に来て半年、国で食べていたようなとても辛い料理が食べたいが、食材も調味料もなかなか手に入らない。日本で手に入る辛い食べ物、料理はどんなものがあるか知りたい。それを食べてみたい」
皆さんも「和食に、とても辛い料理はないですか?」と質問されたら、どのように答えますか?
これ!という答えが見つかりますか?
私は苦し紛れのように『ゆず胡椒』を勧めたのですが、その後どうだったかは聞かずじまいでした。
他にも、韓国人やベトナム人には「日本の食事は甘い」と言われたことがあります。
アジアの国々の人からすると「和食は美味しいけれど、だしがベースでどれも味は似ている」「味付けが甘い」という評価になるようです。もちろん皆さん日本の食事にネガティブイメージを持っている訳ではないのですが、甘いか辛いかという話になると「日本の食事は甘い」「辛味が足りない」と思うということでした。
暑くなると辛いものが食べたい!と思うのに、そんな時に食べていたのはほとんど外国の料理だったということに気づいたのは、ほんの数年前。
それだけ、日本では各国の料理が当たり前のように手に入り、食べることができる環境であるということなのでしょうが、それに気づいたのはなかなか衝撃的なことでした。そんな当たり前の選択肢が増えて、幸せな時代に生きているなと思わずにはいられない出来事でした。
暑い夏こそきちんと食べよう!調理の煩わしさは宅配弁当でも解決できます!
暑さはこれからが本番を迎えます。体の声を聞いて、辛いもの、酸っぱいもの、冷たいもの、さらには、外国のもの、日本のもの関係なく、上手に食べて、これからやってくる暑さを乗り切っていきたいですね。
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