冬こそ取りくもう!温活・腸活のススメ

こんにちは、清流亭です!朝晩の冷え込みが増してきましたね。

街路樹の紅葉も日に日に進んできて、冬はもうすぐそこです。この時期に「今年もあと1ヵ月だね」と言いながら一年はあっという間だね!という話をするのも、毎年の恒例行事のようになっています。振り返れば今年もあとわずか。みなさんにとって今年はどんな一年でしたか。

「〇活」は気分アップのキーワード!

 

ここしばらく、「〇活」という言葉をよく聞くようになりました。就活、婚活、朝活、腸活などなど。就活は就職活動、婚活は人生のパートナー探すための活動、朝活は朝に早起きして時間を有意義に使う活動、腸活は腸に良い生活を送るための活動など、「活」がつくと自然と楽しいイメージが湧いてきて、前向きな気持ちになるのは私だけではないと思います。「活動」という言葉をつけることによって、何かに積極的にチャレンジしているという気になり、気分がアップするのでしょうか。

 

というわけで今日は、新しい2023年を、新しいことにチャレンジする気持ちと一緒にスタートが切れるよう、「〇活」の中でも特に、これからやってくる寒い冬を元気に乗り切るために取り組みたい「温活」「腸活」についてご紹介していきたいと思います。

 

麹を使った「温活」「腸活」

 

「温活」とは、ご存知の通り、体を温めるためにすることを指す言葉です。例えば、運動や入浴方法、マッサージ、食べ物、暖かグッズなどを利用して、体を温める活動のこと。また、「腸活」とは運動、食べ物などで腸の調子を整える活動のこと。この二つには活動内容がたくさんありますが、ここからは、これから一段と厳しくなっていく寒さを目の前に、「温活」と「腸活」に特に欠かせない「麹」についてご紹介します。

 

麹とは、「ニホンコウジカビ」という菌を、蒸した米や麦、豆などに繁殖させたもののことを指していて、麹を使うことによって、料理の味を良くするだけでなく、食品の保存性を高めたり、栄養価を高めたりするなど、古くから私たち日本人の生活には欠かせないものとして、今に伝えられています。麹の効果としては、消化・吸収が良くなり、腸の善玉菌を増やして腸内環境を改善、さらに、免疫力アップ、血流促進、美肌効果、肥満防止などなど、いいことずくめ。元気に冬を乗り切るため、こんなに効果の高い麹を毎日採らないわけにはいかない!ということで、簡単で続けられる麹の作り方、取り入れ方をいくつかまとめました。

 

酔わない甘酒

 

甘酒と言っても、ノンアルコールの甘酒です。米麹と適温のお湯があればできてしまいます。炊飯器に入れて、保温ボタンをオン。6~8時間で甘酒の完成です、米麹の甘酒を飲むことによって、体の血流が良くなり、体の中からポカポカになると言われています。また、麹菌のおかげで、肌もつるつる、便秘も解消、栄養も満点で、米麹の甘酒は別名「飲む点滴」とも言われているぐらい栄養満点な飲み物です。

 

塩麹

 

塩麹は、スーパーでも簡単に手に入りますが、塩、麹、水があれば自宅でも簡単に作ることができます。清潔な容器に材料を入れて1週間~2週間(季節によります)常温で置いておくだけ。最初は塩辛かったのが、時間の経過とともに甘みが増していきます。完成した塩麹は、そのまま酢や油と混ぜてドレッシングにしてもいいですし、肉や魚をあらかじめ漬けておいてから焼くと、ふんわりやわらかに焼きあがります。

 

しょうゆ麹

 

しょうゆ麹も同じで、清潔な容器に麹を入れ、ひたひたになるまでしょうゆを注ぐだけ。麹がしょうゆを吸ったらまた足して、12週間常温で様子を見たらできあがり。こちらも甘みがでてきたら完成です。しょうゆ麹も、ドレッシングにするほか、きんぴらなど炒め物の味付けにぴったりで、これだけで味が決まります。

 

玉ねぎ麹

 

あまり耳なじみがないかもしれませんが、すり下ろした玉ねぎに麹を加えて発酵させるものです。完成した玉ねぎ麹は、コンソメの代わりになると言われるほど、味わい深い調味料になります。炒飯、スープなどが玉ねぎ麹のおかげでおいしく出来上がります。

 

 

いかがでしたか。栄養価も高く、嬉しい効果もたくさん、さらに料理の味が簡単に決まる、とあれば、麹を使った活動に取り組んでみようかなと興味を持たれた方もいたのではないでしょうか。そしてさらにこれからの時期にとってのありがたい効果、体ポカポカ、免疫力アップも加わるとしたら、試さない手はない!と言えませんか。

ぜひみなさんにもお試しいただきたいと思います。

 

寒い季節を、麹の力で元気に乗り越え、新しい年も明るく元気にスタートできますように!

これをきっかけに、ぜひ麹に注目して「温活」「腸活」に励んでくださいね。